歯科医院長mabo400のブログ

外傷性の虫歯

 
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40代女性、左下567、頬側歯茎部カリエス、冷水痛++ 004237

噛み締め癖があるが、本人にはその自覚はない。
とにかく凍みるということで来院された。

外傷性の虫歯ができやすいところは、歯茎部と隣接面だ。

隣接面カリエスは過度の咬合力により歯冠が潰れ、両隣在歯が押し合うことにより接触面に縦にクラックが入り、そこから「隙間腐食」が進行していく。

歯茎部はこれも過度な咬合力により歯冠がたわみ、歯茎部の薄いエナメル質が欠ける。
そのままブラッシングで削れてしまうのをWSDと呼ぶ。

ブラッシングで削れるより速く、持続的に噛み締めることにより、微細なクラックが無数に入り、そこから腐食が進行する。

これは金属腐食の分野では「応力腐食割れ」と呼ばれる現象に近い。

新鮮歯質を出し、○ューアパタイトライナーII(α-TCPセメント)で覆とう

CRで修復する

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Comment

  1. さくら より:

    外傷性の虫歯はナイトガードの使用、日中噛み締め無いように意識する、硬い食べ物は避けるで予防可能ですか?

    • mabo400 より:

      おっしゃるように、今の所、その程度の対策しかないようです。
      さっき、ためしてガッテンだかの番組で顎関節症の原因がパソコンで作業しながら、噛み締めているみたいなことを言っていました。上下の歯列間には2〜3mmの安静空隙があるのが普通みたいな話をしていましたが、どうでしょうかね?
      顎関節症も咬合性外傷による虫歯も歯周病の悪化も現代人の宿痾なんでしょうか?

  2. さくら より:

    ナイトガード、今は歯科で作ったソフトタイプの物を使っていますが、ドラックストア等で売っている市販のマウスピースはあまり良くないのでしょうか?

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