歯科医院長mabo400のブログ

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今日の充填治療433( 中級編)

2019/03/30
 
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30代女性、左上3、咬合性外傷、唇側歯茎部が凍みる。

前医にひどい虫歯だから神経を取るしかないと言われたので、うちに来られた。
とりあえず、麻酔はせずにCRを除去してみたが、特にひどい虫歯はない。
丸い部分が2次象牙質で虫歯はない。
ただ、咬頭にクラックが認められ、強く噛みしめていることが伺われる。
酷く凍みるのは外傷性咬合による歯髄の虚血性炎症の症状だ。

処置前だが、手抜きのCR充填がなされている。両隣接面にまたがってCRが詰められており、片方が脱離している。これでは虫歯が酷くなるだろう。
前医はどうしても神経を取って冠をかぶせたいのだ。
それだけ経営的に追い詰められているのかもしれない。
それともそれしかできない、◯◯の一つ覚えか?

赤い部分が凍みるところだ。

外れている部分のCRを除去して

α-TCPセメントで覆とう

CR充填、唇側歯茎部もCRでカバーしている

舌側

処置前

CR除去

覆とう

CR充填

とりあえずナイトガードを作成し、咬合性外傷を緩和するしかない。

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