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今日の充填治療445(上級編)

 
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90代男性、左下8、2次カリエス、時々痛い 000010

表題画像を見て神経を取らないという選択肢をする歯科医師は世界中探してもほとんどいないと思う。その理由は神経を取って冠を被せるというルーティン・ワークしか知らないからで、しかもその方が儲かるからだ。
わざわざ神経を残して痛くなった、、と患者からクレームが来る可能性がある(と信じられている)割には儲からない治療法を選択するはずがない。
ま、そういうことです。

無理に神経を残すと後で痛くなるというのは思い込みというか、そう信じられているだけで実際には痛くなるという経験したことはない。

もちろん修復はCR充填に限る。これ以外の修復法では痛くなる。理由は辺縁封鎖性が良くないからだ。

点状のちょっとした露髄でも、歯冠破折で露髄していて数日経っているのを直接覆髄しても痛くならない。たとえ神経が細菌感染していて壊死が始まっていても、壊死している部分を取り除いて直接覆髄するだけで痛みは治る。

歯科医師でさえ信じられないかもしれないが、事実だ。歯髄は原始的な組織でそんなにヤワではない。

虫歯を除去して露髄しても慌てず、α-TCPセメント(抗菌剤転嫁)で覆髄して、接着面だけは新鮮歯質を確保して、吟味したボンディング材を用いてCR充填する。
今回は歯肉縁下のカリエスだったので、歯肉切除している。







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