歯科医院長mabo400のブログ

今日の充填治療499.00(上級編)

 
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17歳男子、右下7、外傷性カリエス、1年以上放置、自発痛ー

なぜ外傷性かというと、右下のうつぶせ寝をしていて、頭の重さがこの歯にかかったからで、正面観を見れば一目瞭然だ。下顎が左側に大きくズレている。某麻生太郎副総理よりもマシだが。

歯髄息肉ができているので痛みはない。
歯髄息肉とは歯髄(神経)の外来刺激抵抗形態だ。
外来刺激(細菌や電解質など)が無くなれば元の歯髄に戻ることがある。

今回は戻らずに壊死してしまったのだが、それはまた次回にでもご紹介予定。

壊死する症例の方が少ないのだが、残念ながら息肉で髄腔が満たされていなかったのだろう。
しかし、何も考えずに神経を取るのではなく、とりあえず歯髄の保存は試みるべきだと思う。

一般の歯科医師には何をやっているのか全く解らないと思うので、どこの歯科医院でもこんなことができると思わないで欲しい。

接着マージン付近だけは辺縁漏洩を防ぐために新鮮歯質を確保し、歯髄息肉はそのままα-TCPセメントで直覆し、CRで修復する。





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