歯科医院長mabo400のブログ

今日の充填治療522.00(中級編)

 
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30代女性、咬合性外傷、右下6、温冷水痛+

格闘技歴が長く練習中も食いしばっていたという。
スパーリング、試合中はマウスガードを使っていたそうだが、練習中はしていなかった。スポーツに打ち込みすぎて自分の歯を痛めてしまう症例はよく見る。

全ての口腔内の所見が咬合性外傷を思わせるものばかりだ。
舌、頬に歯型が付いている。歯茎部にWSDというか金属腐食分野で言うところの応力腐食割れをCRで補修してあるなど。

この右下6は他院で神経を取るしかないと言われて、うちに来られた。
開けてみるとクラックがありこれから破折する、もしくはすでに破折している可能性が高い。それが表題画像だ。

α-TCPセメントによりクラックもある程度なら修復される可能性があるが、それまで持ちこたえられるか?厳しいかもしれない。
補強冠を装着するべき症例なのだが、女性としては見かけ上の抵抗がある。

症状が治まらない、もしくは再発するようだとそんなことを言っていられない。
破折して抜歯、よくて抜歯・再植になってしまうからだ。

ご本人はナイトガードでこれ以上過大な咬合力がかからないように頑張るとおっしゃっているが、厳しいかもしれない。最低でも補強冠を装着した方が良いと思うが?

では時系列で








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