歯科医院長mabo400のブログ

今日の抜歯再植術シリーズ139.03

 
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今日の記事は「今日の諦めよっかな〜、、w」に分類しようと思うほどの悲惨な状況でした。
「お前はもう死んでいる」というセリフがありましたが、そんな感じ。
歯根が破折しているだけではなく、長年のPerで歯槽骨が失われ、
膿瘍で歯根が支えられているといった風情。
通常の診断では抜歯以外にない症例なんですが、ダメ元で再植してみた。

50代男性、右下7、歯根破折、自発痛-

かなり以前に破折していたようだが、全く痛くなかったそうだ。

多分神経を取ってブリッジを作った20年前からジワジワとPerが進行していたと思われる症例だ。
歯根に根管形成バーか何かで開けたかと思われた穿孔があったり、歯根分岐部に何やら怪しい窪みもあった。

・・ということで、
この時のつづきです。

http://mabo400dc.com/dental-treatment/replantation/今日の抜歯再植術シリーズ139-02/

半年ほど忘れていて放置していたのだが、PMTCの時に見てみると動揺度1位ある。
動揺度1なのは、この再植歯の7番だけではなく元々のブリッジの支台歯の5番もそうだ。とりあえず生着はしているようなので、8番から4番までのブリッジにしようと準備を始めた。

5番はブリッジを切り離して残しておいたが、冠を外してCRで削られた部分を再建した。

探せば他の記事もあると思うが、全周のCRでの再建ができるのだろうか?とひろさんがおっしゃるので、アップしておきます。

この5番は生きている歯なので、これ以上削るわけにはいかない。補強冠ブリッジで連結固定を兼ねることにした。

この方は噛む時の力が強すぎるようだ。少し咬合力をセーブするように指示を出した。

ひろさんがおっしゃるようにフルクラウンよりもCRでの再建の方が歯は長持ちする。剥がれや脱離が生じても見つけることも部分修復も容易だ。フルクラウンは中身が見えないので、問題の発見が遅れる。

では、どうぞ。





この手の歯冠修復は自費治療になるケースがほとんどだ。
しかし削る量は最小限で問題が生じてもすぐ次の手が打てるので、
歯は長持ちする。結果的には安いと言える。

つづく

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