歯科医院長mabo400のブログ

後天性開口6.03

 
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現在18歳、男性、右側臼歯部咬合性外傷による虫歯、前歯部叢生、左側臼歯部開口

うつ伏せ、横向き寝をしている。たぶん右下寝だと考えられる。下顎が左側後方変位しやすいからだ。

この子は2017年5月から前歯部叢生の主訴で拡大装置による改善を行ってきたが、開口になり始めた。

確かに前歯部叢生は治ってきてはいるのだが、漫然と拡大装置を使うと開口になるのだろうか?

前回のつづき

http://mabo400dc.com/dental-treatment/young/後天性開口6-02-2/

結論から言うと拡大装置を漫然と使うと開口になるというよりはうつ伏せ寝、横向き寝などの態癖(寝相などの良くない癖のことを言うらしい)の対策ができないと開口は悪化すると言うことだ。
しかもこの態癖というもの、なかなか治らない。無意識下での動作だからだ。

この子の場合は右下寝をしているので、寝ている時は右側の奥歯で食いしばっているのと同じ状況だ。それで右側の奥歯が緊密な噛み合わせになり、

鏡像

左側は67しか当たらない開口になっている。

鏡像

右側の奥歯が緊密な噛み合わせなので、よく噛める。
よく噛めるので、こちらをよく使うことになり過重負担となりトラブルが生じる。

今回は右側上下の6番が破折というか二次カリエスになったので、続けて処置した。

まず、右上6だが、12歳の頃銀歯の治療をしたという。右下6も同じ頃の治療だという。
たぶん、うちで矯正治療を始めた14歳以前から寝相による問題は生じていたと思われる。

この銀歯は矯正を始めた頃、2017年に脱離したのでCRによる再治療をしている。

ブルーに見えるセメントだかCRで裏装したあったが、この時は全部除去してはいない。これが例のセメントなのだろうか?

では時系列で



つづく

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