歯科医院長mabo400のブログ

I歯科医院の高楊枝通信。

虫歯の長期的変化3

2019/07/11
 
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現在23才女性、左上2の虫歯が気になる。痛くもなんともないが、色が気になる。002621
しかも、気になるのは本人ではなくて、母親らしい。治療費は出すから、歯医者に行け、といわれたらしい。

実はこの歯は13年前から削ったりせずに管理していた。
そして8年前を最後に来院していない。

一般の方もだが、歯科医師でさえ、虫歯は治ることはなく、どんどん進行するので、早期発見早期治療(削って埋める)が絶対に必要だ、と思い込んでいるのだが、果たしてそうだろうか?
削るのを我慢して何年も経過観察したことのある歯科医師がいるのだろうか?

そんな歯科医師は多分いないと思うので、この13年に及ぶ虫歯の経過症例は歯科医師でさえ見たことはないと思う。

意外と虫歯は進行しないものなのだ。

前回のつづき

http://mabo400dc.com/dental-treatment/electrochemistry/虫歯の長期的変化2/

慌ててCR充填などしてしまうと、以下の症例のように、10年後、20年後と再治療を繰り返し、結果的に神経を取り差し歯となり、さらに20年後には抜歯になる可能性は高い。その時はまだ60歳なのだが、まだ30年は生きなくてはならないという絶望が待っているかもしれない。

今日の充填治療388(初級編)

人生90〜100という時代では、前歯部の虫歯などいじる必要性はないと思う。

・・まぁ、他院(よそ)に行って、神経を取られる(可能性がある)よりは、僕がCR充填しようと思った。この20年、CR充填のスキルアップに取り組んできたので、それなりにできるだろう。
また、定期的に来てくれるのなら、やってみよう。

特に解説は必要ないと思う。
歯質の最小限の削除とは?
それだけに集中してやっています。

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