歯科医院長mabo400のブログ

今日の何やっているの?シリーズ432.01

2019/06/13
 
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70代男性、左上7、動揺度1.5 004042

上顎最後の自分の歯で、義歯が入っている。
どうしても、咬合性外傷力が働くので、いずれグラグラと揺すられて抜けてしまう。
このまま抜けるのを待っているのも建設的ではないので、マグネットのアタッチメントを使って最後の歯の延命と義歯の安定の両方の効果を狙ってみた。

前回のつづき

http://mabo400dc.com/dental-treatment/today/今日の何やっているの?シリーズ432/

抜髄(神経を取る)された経験のある方は多いと思います。
このままでは後で痛くなりますから神経取りましょう、とか歯医者に言われて、
痛いのは嫌だから、仕方がないか。。と諦める。

実はそのほとんどはそんな必要がなかったと言えば、
信じられないとか、そんなバカなとか、今までやってきたのはなんだったのか?
と、素人さんはもちろん同業者さんだって思うだろう。

僕は50年ほどの未来からタイムスリップして来たので、その頃は常識になっているのだが、現在の歯医者さんは歯髄というものを何かデリケートな特別な組織だと考え過ぎているんです。
フツーの組織ですよ。歯髄は。化膿しても治ります。取る必要はない。

ここの症例のような新鮮な露髄面だけではない、何日も経った露髄面でも直覆で治ります。何年も露髄してそのままになって歯髄息肉になっている歯髄だって直覆で治ります。(過去記事にあります、探して見てね)

よくある虫歯の進行状況の図で、C3というのが神経に細菌感染して痛くなって、腐り始めるというのがありますが、そういう壊死性、化膿性歯髄炎は穴の底に露髄面があって、細菌が溜まりやすいからなるんですよ。開放創ならなりにくい。

抜髄を前提としているからラバーダムがどうした、この薬剤がどうした、あのセメントがこうした、と問題になる。
要らないんだ、そんなものは。
歯科医学というのは100年も200年も前の教科書を鵜呑みにして、孫引きの孫引きの孫引き・・・の思考停止でやっているからそんなことになる。

でも、本当はそうではなかった、ここの過去記事の画像を見て、今までの歯科医学の常識はウソだったとなると、食っていけない歯医者が世界中で続出するんです。神経を取って、お高いセラミックスの冠をかぶせた方が長持ちしますよ。。というビジネスモデルが根底から覆るからです。

だから、見たくない、考えたくもない、足を洗うなんてとんでもない。
ま、そういうことですw

これは前回の翌日だったか翌々日だったか、つづきをやりますから、来院してくださいね、ということで、
来院時に、アレから痛かったですか?と訊いて見たら、いや、全然痛くなかった。
ということでした。もちろん、ウソじゃないです。

やってみたい同業者さんはここの過去記事を全部読んで、自分の頭で考えて、自己責任の元でやってください。ただ(無料)なんだからそれくらい当然でしょう?w

で、マグネット・アタッチメントのキーパー(マグネットにひっつく方の金属)の把持棒を曲げて、根面のCRをトリミングして当ててみた。
これは元々直接法用のキーパーではないのだが、専用品はお高いので、あえて鋳造用を使っている。

鏡像

○ーパーボンドで埋め込む

鏡像

ワセリンを塗って分離材として、マグネットを乗せている

マグネットは義歯側に取る

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