歯科医院長mabo400のブログ

I歯科医院の高楊枝通信。

今日の何やっているの?シリーズ440

2019/09/12
 
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歯科技工をやっていると何が問題かというと、健康問題だ。
金属やレジン、様々な化学物質、しかもそれの最悪な形態の粉塵として、吸い込み、皮膚に付着し、目に入る。これがアレルゲンとなりアレルギー症状に悩まされる。
これはアレルギー持ちにならないとその苦しみは判らないのだが、壮絶だ。
1つでもアレルギーになると次々にアレルギー反応が出る物質が増える。
症状も鼻水や目の腫れといったものから、頭痛と吐き気、倦怠感、アレルギー性の湿疹、かぶれ、アナフィラキシーショックまで様々だ。

僕も技工士学校でレジン(入れ歯などの材料)を削っている時、突然、鼻水が止まらず、数日後やっと止まったら、嗅覚が失われていた。今はだいぶ回復してきているが、完全ではない。これがアレルギー持ちになった最初だ。

勤務医をしていて技工作業から遠ざかっているうちは良かったが、
その後歯科医院を開業して、技工も始めると、突然大掃除の後、数日インフルエンザ様の症状が出て、寝込むことが続いた。もしかしたらアレルギーか?と思って、色々と対策はしたが、ダメだった。

研磨作業で出てくる粉塵を室内の掃除機で吸いみ、そのまま室内に排気するのは最悪だ。さらに細かい粉塵となって、身体の深部に侵入してくる。
たまたま電気屋さんで薦められたカンキョー社製の空気清浄機の効果は抜群で、今でも手放せない。

たまたまこの空気清浄器の発明者の藤村先生のセミナーに参加した時に偶然そのことを知った時は驚いた。藤村先生には救われていたからだ。

その後、口腔外バキュームを導入する時に技工用にも使えるようにしてくれるというのでデンパックス社製品を選択した。このメーカーはとうとう倒産してしまったが、未だに修理しながら使っている。

やはり吸い込んだ粉塵は屋外排気しないとダメだ。ソーラーハウスの歯科室では屋外排気にするように配管を床下に通し、ホームセンターで買った掃除機を屋外の機械室に置いて口腔外バキュームを自作した。具体的にどうするか、過去記事があると思う。興味があれば検索してみてください。

技工作業はつらい仕事でアレルギーに悩まされながらさらにつらい目に遭う。
Dr.もDHはもちろん患者も当然のように入れ歯を無くしたから作ってくれ、と簡単に言うが、こっちは身体を削って作っているわけだ。
しかも世界標準の1/10の値段で、昭和40年の時の値段からほとんど値上げされていないのだが、患者はそんなことは知らない。

もう3時になったので寝なくては。。

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