今日の2次カリエスシリーズ108

50代女性、左下ブリッジ2次カリエス
一番後ろのブリッジの支台歯が失われてしまうと、入れ歯やインプラントが確定してしまう。
この症例は通常治療では「Hopeless」つまり、保存治療が困難につき抜歯症例となる。
そこであえて保存治療をするとすればこのような方法がある。
しかし歯根があまり残っておらず、今度脱離に気が付かなかったら、今度こそ再治療はできない。
そこで歯根面とCRの間で脱離しないように、もっと上のCRとCK、CKと補強冠の間で脱離するように
設定した。
歯科治療とは次があるということだ。安易に義歯やインプラントを選ぶ前にできることはある。
以下時系列で