歯科医院長mabo400のブログ

今日も野戦病院シリーズ47

 
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40代女性、右下7、外傷性咬合、温冷痛++、動揺度1

このところなんかおかしい、、歯牙破折など外傷性咬合によるトラブル続出だ。
今日も野戦病院化している。

・・遠心辺縁隆線が欠けているので、メタルインレーを除去してみた。
クラックは何本か見える。破断寸前なのだろう。

とりあえずCRで修復して(乾燥させるとクラックがはっきり見える)、


とりあえず、沁みるのは治まったというので、補強冠を作って破断するのに抵抗することにした。


この歯はかなりグラグラしていたので、右下の567は◯ーパー◯ンドで連結固定した。もちろんナイトガードも作成している。

外傷性咬合(歯ぎしりや噛み締めなど)による所見としては、歯牙破折するというのが最も深刻なのだが、歯槽骨が弱ければ歯周病が進行しグラグラしてくるし、骨植が良ければ咬合面が摩耗する。その方の弱いところに症状が出るということだ。この方は前者で、他に顎の関節が弱ければ顎関節症の症状がでる。

この方は反対側の左下7が抜歯されていて失われているのだが、その経緯を訊いてみると、やはり今回と同じように沁みてきたので、他院に行ったら神経を取られて、その神経の治療をしている最中に歯が割れてしまったので、抜歯するしかないと言われて抜かれたそうだ。たぶんこの歯も同じなのだろう。外傷性咬合により破折しかかっている歯は神経を取る治療にさえ耐えられないということだ。

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