義歯の部分的修理0.00

60代女性、右下7〜5ブリッジ脱離
ブリッジというものは外れやすい、外れても外れたことに気がつき難く、
2次カリエスで歯がなくなってしまうこともままある。
外れやすいのはテーパーを付けているのだから当然で、
それは構造的欠陥なのだ。
それを防ぐには、若しくは外れても被害が最小限にするための方法としてCRで歯冠
を作るのが良い。
最近のCRのボンディング材の性能は高く、簡単には外れない。
ほとんど象牙質とエナメル質の接着強度に等しい。
さらにテーパーがないので、脱離、破折しにくいのだ。
形成するにあたって、CRの範囲で削れば、冠が脱離しても歯質が剥き出しになっておらず、2次カリエスにならない。
なぜ今までこの方法に気がつかなかったのだろうか?
つづく