歯科医院長mabo400のブログ

どの程度の虫歯なら経過観察で良いのか?12

 
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現在16歳だが、サッカー大好き少年で、6歳から地元のクラブチームに所属してサッカーを始めた。今は高校の部活でサッカーをやっている。三度の飯よりサッカーが好きで、いつも歯を食いしばって頑張っているそうだ。

前回のつづき

http://mabo400dc.com/dental-treatment/young/どの程度の虫歯なら経過観察で良いのか?11/

7歳6ヶ月と7ヶ月に続けて下顎のEが破折した。
この歯の遠心が虫歯になることはそれほど多くは見ないので、外傷性咬合が原因だと思って良い。
それだけではなく萌えたばかりの6歳臼歯の近心隣接面にも虫歯ができ始めている。これも外傷性の可能性は高い。
噛み締めることにより隣接面どうしが押され、擦れあって、応力腐食割れやクラックが生じて通気差腐食が起こる。

まだ萌えて1年半しか経っていない下顎の6番の隣接面カリエスは今回は様子を見ることにして何もしていないが、
近い将来治療することになる。

スポーツに打ち込むというのは歯には悪いことが多いと思う。歯を食いしばって頑張るからだ。
また歯を食いしばって勉強するというのも歯にはよくない。受験勉強が終わると虫歯だらけになる子もいる。
もちろん食生活の乱れがあると虫歯を助長する。

ほとんどの歯科医師は外傷性咬合があると虫歯になるということに気がつかない。
なぜなら、虫歯があれば修復治療をすることだけしか頭にないからだ。
その原因まで考えている余裕はない。
虫歯とは虫歯菌が出す酸で歯が溶けたもの程度の認識しかないからだ。

予防は歯磨きとフッ素塗布、せいぜい食生活の指導だ。

ここでしている解説は一般の歯科医師にはちんぷんかんぷんのはずだ。こんなことは歯学部では習わない。
しかし原因も追究せず予防を唱えても虚しいではないか?

右下E、6



左下E、6



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