歯科医院長mabo400のブログ

今日の何やっているの?シリーズ412

 
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80代女性、右上2、前装冠脱離

脱離したCKの内面を見てみると、メタルコアも随分前から緩んでいたようで硫酸塩還元細菌由来の黒色のFeSに覆われている。表題画像参照

歯根面にも黒いFeSが付着している部分がある。

FeSを除去してみるとクラックがありその内部も黒くなっている。
メタルポストは歯根破壊器となることが多い。
なぜなら先細のテーパーが付いているので、長かろうが、短かろうが、必ず側方力により脱離する。脱離するときに歯根を押し割ってしまう。これは外部の技工作業で作る宿命のようなものだ。テーパーがないと作れないし、セットできないのだ。

クラックをある程度除去し、

ピンレッジドラウンドコアにする。これは側方力がかかっても脱離するのはCKで歯根には強い力がかかりにくい。機械工学的なセンスがあれば鋳造メタルポストはやばいと思うはずだ。

CK装着後

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