歯科医院長mabo400のブログ

今日の充填治療458.01(上級編)

 
この記事を書いている人 - WRITER -

17歳男子、右下67、外傷性隣接面カリエス、自発痛ー、野球少年

前回の続きで、反対側だ。
前回程は歯冠崩壊までには至っていないが、バッティングの時噛み締めで隣接面にクラックが入り、そこから隙間腐食が進行する。身体作りのための頻回の飲食があるということが拍車をかけている。

http://mabo400dc.com/dental-treatment/dental-filling/今日の充填治療458(超上級編)/

レントゲン写真を見ると同業者なら判ると思うが、通常は隣接面を含むインレーか、軟化象牙質を除去すると露髄しそうなら、神経を取ってクラウンということになると思う。
それは当たり前のことで、通常の歯科医学の常識から見ても問題があるとは思わないし、患者にとってもベストな選択と考えるかもしれない。

しかしCRによる再建を選択肢に加えるとこちらの方が長期的に見て、より良いことはわかるが、技術的に困難という高い壁にぶつかる。この壁は技術的な問題だけではなく、歯科医院の経営的にも乗り越えるのは難しい高い壁だ。

それでも乗り越えようとなると、趣味だろうということになるが、僕にはそんな趣味はない。
ここのことだろうと思われる書き込みを他所の掲示板か何かに同業者が書き込んでいるのを見たことがあるが、とてもお金持ちの歯医者が趣味でやっているのだろう、というものだった。
どちらも当たっていないが、ま、理想を追求しようというスピーカ技術者の河村先生の影響だろうと思う。

この手の隣接面カリエスのCR充填はトンネリング技法というものを使うのが普通だ。
最小限の侵襲ということだが、長期的安定性を考えるとこれはこれで難しい。

時系列で並べてみる。





この記事を書いている人 - WRITER -

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。

Copyright© I歯科医院の高楊枝通信。 , 2020 All Rights Reserved.