今日の充填治療508(上級編)

70代女性、左上7、歯茎部カリエス、自発痛ー
外傷性のカリエスと思われ、口蓋咬頭内部の象牙質は溶けてしまっている。少し白くなっているので判ると思う。
象牙質だけが溶けるのはエナメル質と象牙質のイオン化傾向が異なっているからで、電気化学的な金属の腐食(電食)の視点を持たないと理解ができない。
通常はCR充填治療は困難なので、神経を取って冠を被せるしかないのだが、お金も欲しくないし、面倒なので1回で終わる。
そもそも現在の歯科医学ではどうしてこんなことができるのか???だと思う。
では、時系列でどうぞ、