歯科医院長mabo400のブログ

今日の2次カリエスシリーズ105

 
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40代女性、左下4、インレー不適合

歯茎部より2次カリエスになっている。失活歯なので、凍みたりはしない。

インレーの辺縁封鎖性は良くないので、好気性、通性嫌気性の酸産生細菌の侵入を許す程度に隙間が大きくなれば、さらにカリエス除去が完全でなければ、2次カリエスになりやすい。

インレーの辺縁封鎖性が良くないのは窩洞にテーパーを付けざるを得ないからだが、
これは本質的な欠陥だ。

隙間があっても嫌気性の硫酸塩還元細菌だけだと2次カリエスはひどくならない。
この細菌の最終代謝産物のFeSはイオン伝導を妨げるからだ。

逆に言うとCR充填は辺縁封鎖性が良いので、歯髄に近い所のカリエスは残しても差し支えない。
再硬化して治る。

CR充填の辺縁封鎖性が良いのは窩洞が不定形だからだ。これが分からないというか不思議に思わない業界人は多い。

では時系列でごらんください。






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