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外傷性の虫歯3.02(歯根面・隣接面カリエスの生成理論)

 
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90代男性、上顎3211、歯根面カリエス 000010

前回のつづきです。
http://mabo400dc.com/dental-treatment/electrochemistry/外傷性の虫歯3-01/

虫歯の発症に関する詳細な理論はまだ確立されておらず、全く未知の病気ということになっている。
虫歯は歯が酸で溶けたものと一般には信じられているが、学問的に証明されているわけではない。
実験室で虫歯を再現することには成功していないのだ。

ここで提唱している「虫歯の電気化学説」だけが虫歯の発症原因や生成理論を提唱できる。

実験的に虫歯を再現する実験は研究テーマを探している研究者さんにやってもらいたい。僕はそんなにヒマではないのだ。どうやったらできるのか技術指導はできます。でもノーベル賞受賞どころか論文発表すら難しい。歯磨き剤等を作っているユダ菌会社が儲からないだけではない、歯科業界が根底からひっくり返るので妨害が入りますw。家の前に右翼の街宣車が並んだりw

・・具体的に1本の歯について起電力は酸素濃度勾配によってどうなるかというと、酸素の少ない歯間部特に下部弧形空隙が+電極になる。そしてその部分から最も遠い歯の中央付近がー電極になる。

表題画像を見ていただくと分かるのだが、電子e-が出て行くとことつまり酸素が多いところがマイナス極、その反対がプラス極になる。この両極間に起電力が発生する。この間を荷電粒子が移動するということだ。

虫歯の処置をする前の画像だが、外から見ても虫歯があるのかどうかよく見えないが、
プラス極とマイナス極を書き込んでみた。

歯は水素イオン(プロトン、H+)を電導するイオン電導セラミックスなので、荷電粒子は電子e-ではなくH+になる。
H+はマイナス極から歯の中に入り、プラス極から出る。出るときにイオン化傾向がH+より大きい歯質の構成要素のカルシウムCaから電子e-を奪い2H++2e-→H2 水素ガスとなり、CaはCa2+となり溶出する。Caが溶出した歯は崩壊する。これが虫歯だ。

またよく誤解されているが、エナメル質より先に象牙質が虫歯になるわけはイオン化傾向が象牙質の方が大きいからだ。見事に象牙質だけが溶ける現象は異種金属接触腐食だと考えた方が自然だ。

α-TCPセメントで覆とうし

CR充塡

つづく

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