歯科医院長mabo400のブログ

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外傷性の虫歯4.00

2019/08/21
 
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当時20代女性、右上5、遠心隣接面カリエス 002017

2002/07/09の画像で、今から17年前のことだ。
他院で治療予定ということでセメント仮封してあった。

隣の6番にもクラックや強く当たっている部分があるので、外傷性咬合の持ち主だということが分かる。

うちではこの程度なら神経は取らずにCR充填で終わるが、
この時は気がつかなかったが、クラックがある。

拡大してみるとクラックが見える。電解質が侵入できるほどの幅のあるクラック(ヒビ)なら、奥の方と外に近い方との間に酸素濃度差ができ電位差が生じる。これが酸素濃度差腐食と呼ばれる現象だ。

あまり知られていないが、虫歯の条件は2つあり、酸性環境であることと、何らかの電位差が生じてることだ。どれか1つでは虫歯はできない。

α-TCPセメントで覆髄して

この時はCR充填で終わった。

最近痛くなって地元の歯医者さんに行ったが、痛くなったら神経を取るしかないと言われて、17年ぶりに再来院された。

つづく

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