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I歯科医院の高楊枝通信。

外傷性の虫歯5

2019/08/31
 
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60代男性、上顎67、歯根面カリエス

歯冠に多数のクラックが認められ、咬耗も見られる。
咬合による応力は歯茎部に集中することが有限要素法によるシミュレーションでも明らかになっている。

歯茎部に集中した応力により応力腐食割れが起こる。食渣が滞留しやすい歯間部の虫歯は酸産生細菌による酸性環境における異種金属(象牙質とエナメル質)腐食と酸素濃度が低くなることによる酸素濃度差腐食が助長する。

*象牙質のイオン化傾向>エネメル質のそれ

歯肉縁下の深いところに及ぶCR充填は歯科医師から見るとどうやってするのか判らない、通常は技術的に不可能なCR充填なのだが、一般の方にはそれは判らない。こんなものかと思うだけだろうが、どこの歯医者でもできるわけではない。
通常は神経を取って冠を被せる治療法しか考えられないというのが現状なのだ。

そもそも歯肉縁下のカリエスは治療不能なので抜歯の対象という診断基準がある。

左側

右側

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