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I歯科医院の高楊枝通信。

若い子シリーズ27

 
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10歳男子、左上6、遠心〜頬側カリエス

表題画像あるこの部分のカリエスもそうそうお目にかかれない。
かなり珍しいものだ。
この歯のこの部分には耳下腺の開口部があり、常に唾液に潤されているので、虫歯にはなり難いとされている。
この歯の後に萌えてくる12歳臼歯の7番のこの部分には虫歯ができやすい。
その理由として、この部分には唾液腺開口部はなく、唾液がかかり難いからと言われているが、本当だろうか?

この子はちょっと太めで、ほっぺがこの部分を常にぴったりと覆っている。
「虫歯の電気化学説」によると唾液の問題というよりは酸素濃度差腐食が主要な虫歯の原因だと思われる。

僕がここで述べている虫歯の原因についての記述は一般の歯科医師には全く理解できないことだろうと思うが、理工学系の研究者には当然のことに思われるだろう。
歯科医学は他分野に比べると100年は遅れている。その理由は虫歯は自然治癒しないという思い込みに従い、あまりにも虫歯の修復技術の研究に重きを置き過ぎているからだ。

反対側の右側は脱灰してはいるが、まだ大きな穴は開いていない。
その理由はこれも寝相による。
右下寝をしているので、右側に唾液が溜まりやすくプラークの酸性度は高くなり、相対的に左上の方が酸性度は低くなる(酸が多い)からだ。
酸性でないと虫歯にはならない。
酸つまりプロトンだけが歯を通り抜けることができ、通り抜けた時、カルシウムから電子を奪い歯質が崩壊してしまう。これが虫歯なのだ。酸で歯が溶けるという単純なものではない。

歯にはプロトンの電導性があることは八島・藤森論文により明らかになっているが、誰も見向きもしない。歯科業界やフッ素利権にとっては不都合な真実なのだろう。

大きな虫歯になっているのは、左上6の楕円で囲まれた部分だが、やはり右下寝をしている頻度が高いのが判ると思う。正中縫合線がやや左に傾いていて、左側が圧迫され、左側の歯並びが悪くなっている。
このような寝相と歯並びや虫歯の関係についても従来の歯科医学では全くと言ってよいほど言及されていない。

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