コロナ再感染初実証 ワクチン開発加速するも有効性に疑問

うちの患者さんで医療関係者の方も言っていましたが、風邪の特効薬はないんだよね。。新型コロナも風邪なんだよね。。特効薬もないし、アビガンもレムデシビルもパッとしない。風邪のワクチンもできるものならとっくにできているはず。未だにないということは。。
コロナに感染したかもしれない患者さんの話では、高熱が4日間続き、治っても肺が痛い、手や足先が痛いなど様々な後遺症に悩まされているそうです。多分血栓症の症状でしょう。
国は面倒くさくなったのか、新型コロナを指定感染症から外そうとしているようです。
コロナ治療は公費負担(負担金なし)ではなくなります。
気をつけましょう!
ーーーここから引用ーーー
前のめりの新型コロナのワクチン開発に冷や水だ――。香港大の研究チームは24日、コロナに感染し回復した香港の男性(33)が4カ月半後に再感染したと発表した。再感染が疑われる事例はこれまでもあったが、実証されたのは世界初。
男性は3月に最初の感染が判明。2週間の治療を受け、陰性となり退院した。ところが、今月6~15日に英国経由でスペインから香港に戻った際、2度目の感染が分かった。1回目とは異なる遺伝子配列だった。男性は無症状で21日に退院した。
研究チームは、感染によって作られる抗体は「時間がたつと減少する」と指摘。抗体の持続期間は数カ月程度とみられるという。インフルエンザのように毎年のワクチン接種が必要となる可能性がある。また、最初の感染の抗体が残っていても、遺伝子配列の違いで再感染するのであれば、多種のワクチンが必要になる恐れがある。
ワクチンに過度な期待が寄せられているが、“切り札”には程遠いかもしれない。しかも、副作用の懸念は大きい。
西武学園医学技術専門学校東京校校長の中原英臣氏(感染症学)が言う。
「健康体に投与するワクチンは患者向けの治療薬以上に安全性が求められます。間違えるとかえって健康体を悪化させる恐れがあります」
■抗体の持続数カ月
重症急性呼吸器症候群(SARS)のワクチン開発の動物実験では、接種で抗体ができたが、かえって症状を悪化させたケースがあったという。さらに、ワクチンの実用化は一般的に5~10年かかる。コロナワクチンは遺伝子情報を使う最新技術で早期実用化を目指しているが、他の病気で実用化したことのない技術だ。まったく想定できない副作用の懸念もある。
とりわけ、来年、東京五輪を控える日本は早期開発のインセンティブが高い。ワクチンの副作用による健康被害で生じる企業の損害賠償金を国が肩代わりする方針を示すなどがむしゃらだ。
「来年の東京五輪に間に合わせようと、ワクチン開発に前のめりになるのは危険です。慎重の上に慎重を重ねて開発すべきです」(中原英臣氏)
副作用のリスクを背負って接種したワクチンの抗体が、数カ月の持続では割に合わない。