新型コロナ、若者が次々に重篤化 NY感染症医の無力感

今一番ひどいと言われているニューヨークですが、860万の人口で、1000人に1人くらいは死亡している。それも高齢者だけではなく若年者も突然急変して死亡するらしい。
東京では公式発表では少ないが、実はどうだか判らない。都内の或る区では医療崩壊しつつあるという報道もある。
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以下はニューヨークでコロナの医療現場にいる医師のインタビュー記事の抜粋です。
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00119/040200012/?P=1
なぜかは分かりません。何も治療歴のない健康そのものの屈強な男たちがいきなり、急性呼吸不全(ARDS)になって自発的な呼吸ができなくなり、重篤化、死に至るというようなケースを毎日のように目の当たりにしています。
ICUでは1日に何度も「ラピッド・レスポンス(Rapid Response)」と呼ばれるコールが鳴り響いています。ラピッド・レスポンスというのは、患者が心肺停止など容体急変の時に用いられる「コードブルー」の前の段階で、血圧の急低下や意識の混濁など、心肺停止前の変化を看護師たちが察知して緊急信号を発します。そうなったら、担当の医師チームが集まって処置をします。
退院が近いと思われた患者もいきなり重篤化
斎藤氏:このラピッド・レスポンスは毎日ありますが、最近は回数が急増しています。特に先週末はひどかった。大丈夫そうだな、退院は近いかな、と思うような患者さんでも、いきなり重篤化するのがCOVID-19の恐ろしいところだと感じています。
もちろん、こうした患者さんに対して何もしていなかったわけではありません。呼吸状態を見て、血中酸素濃度の数値がある基準を下回った場合は、治験中の薬を投与することもします。効く場合もあるのですが、重篤化している場合は全く効きません。
若い人を助けてあげたいけど、全然ダメ。かなり急激に悪化して、戻ってこない。そんな場面が続くと、無力感にさいなまれます。
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「自粛」などと言っている場合ではない
斎藤氏:症状はないけれども感染はしている人たちが多くいる可能性が高いのに、いまだに電車通勤をしているなんてあり得ないことです。「自粛」と言う言葉を使うからいけないのかもしれません。そんなことを言っている場合ではない。
ニューヨークの病院では、遺体を安置する場所が足りないので、病院の横に冷凍トラックを駐車し、そこに遺体を安置しているような状態に陥っています。ご家族は感染リスクがあるので、死に目に会えないばかりかご遺体にも会うことができません。会えずじまいになるのです。本当に悲しいことです。
ニューヨーク周辺では、シナゴーグや会議場などでアウトブレイクし、クラスターができたといわれています。とにかく同じ部屋に多くの人が集まるようなことは避けるべきですし、会社で会議をいまだに開いているなんて会社があればもってのほかだと思います。
自分のことだけではなく、人に感染させるリスクも考えなければなりません。その人に疾患があり、免疫力が下がっていれば、感染に対応するのは難しいでしょう。他の人をそういった状況に陥れてしまう可能性があるということをもっと自覚して、行動してもらいたいと思います。
Comment
何処かの研究所でSARSウイルスとコロナウイルスの合体の研究が行われたとしたら?
確か今回の武漢には、病毒研究というのがありましたよね
ウイルス合体の3Dアニメ動画です
https://www.youtube.com/watch?time_continue=1&v=PSnSo9kYlH4&feature=emb_logo
SARSとHIVの合体と言われていますね。。地球のダニがやっているのでしょう。。