歯科医院長mabo400のブログ

パーフォレーション (4)

2017/03/20
 
この記事を書いている人 - WRITER -

穿孔と言って、
歯の内部に穴が開いている(開けた?)状態です。
この部分は歯槽骨が失われていて肉芽になっています。
しかも、歯肉溝と交通しています。
1110281140-22.jpg

他の歯医者で抜歯してブリッジにしましょうと言われたので、
うちに来られた方です。

ときどき腫れて、噛むとちょっと痛い程度。
患者さんはそれほど悪いとは思っていないので、
抜くなんて考えていない。

こんな年数の経っている大穴はふつうは予後不良なので、抜歯にすることが多いのですが、
定期的に予防管理していくと、けっこうもつので、
ごく普通の材料を使って穿孔閉鎖してみました。

コア(土台)を除去すると、髄床底に大穴が開いています。
IMG_8240-22.JPG

とりあえず、水硬性セメントで充填して、
IMG_8242-22.JPG

一週間硬化するのを待ちます。
1111081259-22.jpg
IMG_9032-22.JPG

セメント部分は薄皮一枚を残して、歯質をすりばち状に形成します。
ここが一番難しいところでしょう。
2.5倍のかぶり物の拡大鏡は使います。
IMG_9033-22.JPG

スー○ーボンドで充填
IMG_9034-22.JPG

コアの印象(かたどり)をして今日は終了。
セメントはそのうち溶けてどこかへいってしまいます。

この記事を書いている人 - WRITER -

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。

Copyright© I歯科医院の高楊枝通信。 , 2011 All Rights Reserved.