歯科医院長mabo400のブログ

I歯科医院の高楊枝通信。

今日の充填治療その33 (4)

2019/01/12
 
この記事を書いている人 - WRITER -

今日のCR充填も再治療です。
左下7、最初の治療は 9年前です。
2002/11/12
0211121334-1.jpg

最初の充填処置後のレントゲン写真
2003/12/12
0312121844-2.jpg

左下7CRダツリしました。
9年前は見送りましたが、今回は左下6の遠心隣接面カリエスもついでに治療することにしました。
2011/12/19
1112191349-3.jpg

左下6の遠心カリエス、エナメル質にクラックが入っている。
クラックによる隙間腐食の進行が危惧されます。
IMG_0395-4.JPG

エナメル質のクラック下の軟化象牙質(虫歯)は除去して、
クラックの入ったエナメル質をCRで裏打ちする。
IMG_0397-5.JPG

抗菌剤を微量混和したα-TCPセメントで裏装する。
虫歯は一般的な意味での感染症ではないので、
クラック直下と接着面となるマージン以外の軟化象牙質の完全除去には拘る必要はない。
IMG_0399-6.JPG

左下7も同時進行で充填前処置をする。
IMG_0396-7.JPG

マージン付近を重点的にきれいにする。接着面は固くないと接着しない。
IMG_0398-8.JPG

α-TCPセメントで裏装
IMG_0400-9.JPG

CR充填完了
IMG_0402-10.JPG

このところ、2件続けて再治療の症例がありましたが、
前回のは12年、今回のは9年保ちました。
歯科医学の常識的には金属修復が第一選択になるような大きな歯質欠損でも10年保つなら、
近年の接着技術と治療技術の進歩により、
臨床的には金属製の補綴物を選択する必然性はほとんど無くなったのではないかと考えます。

この記事を書いている人 - WRITER -

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。

Copyright© I歯科医院の高楊枝通信。 , 2011 All Rights Reserved.