歯科医院長mabo400のブログ

I歯科医院の高楊枝通信。

今日の充填治療その39

2017/03/20
 
この記事を書いている人 - WRITER -

左上6番、遠心隣接面カリエス。
凍みる症状あり。
1102161749-1.jpg

一見きれいなメタルインレーが入っていて問題はないように見えるが。
IMG_9255-2.JPG

簡単に外れる。
IMG_9257-3.JPG

セメントの接着性は失われているが、2次カリエスにはなっていない。
黒い物質が付いているのは、微小な隙間ができているということ。
数年経過後のメタルインレーはこういうことになっていると思ってもよい。
しかし、メタル~歯質間に電子の移動(ガルバニック電流)がないと虫歯にはならない。
IMG_9259-4.JPG

メタルインレー内面にも黒い物質が付着している。
金属酸化物か硫化物か?
そのうち分析してみるつもり。
FeSなら硫黄代謝細菌由来だろう。
要するにドブの底の色ということ。
IMG_9277-5.JPG

遠心のセメント下に隣接面カリエスが見える。
IMG_9260-6.JPG

十分な接着面を確保するために軟化象牙質を除去する。
ストリップスは隣在歯を傷つけないようにするため。
IMG_9262-7.JPG

麻酔が必要になるまで歯を削ることはない。
IMG_9265-8.JPG

必要な接着面以外はα-TCPセメントで覆う。
念のためクラビットとセフゾンを極少量混和する。
IMG_9266-9.JPG

両隣接面からCR充填、築成を始める。
IMG_9270-10.JPG

後はトリミングして終わるつもりだったが。
IMG_9272-11.JPG

コンタクトに隙間ができた。ストリップスが開き過ぎた所為で真ん中が窪んだ。
IMG_9273-12.JPG

ウエッジを使って修正。
コンタクトポイント付近に穴が開いている既製のフォーミング・ストリップスもあるが、
貧乏なので使えない。
IMG_9274-13.JPG
IMG_9275-14.JPG

この記事を書いている人 - WRITER -

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。

Copyright© I歯科医院の高楊枝通信。 , 2012 All Rights Reserved.