今日の充填治療その46 (1)

      2017/03/20

CR充填治療を始めて10年以上経つので、
再治療のケースもたまに出るようになっています。
治療後どのような経過を辿るかというのは
皆さん知りたいですよね?

20代女性、左下5、6遠心歯根面カリエス。
左下5は温痛が出ている。
また外傷性咬合がある。

2005/11/29のレントゲン写真では、隣接面カリエスがある。
051129-1.jpg

それから2年後2007/11/19
CR充填処置をした。
071119-2.JPG

治療後2年経過、2009/02/17のレントゲン写真
090217-2.5-1.jpg

今日、2012/02/18
最初のCR充填処置から4年3ヶ月経過、
エナメル質と象牙質の境目にできる虫歯、
歯根面カリエスができている。
このカリエスの原因は大きくは2つあって、

1つは「異種金属接触腐食」という金属腐食です。
なぜならエナメル質も象牙質も導電性があり、イオン化傾向を測ると象牙質の方が高い。
要するに歯は金属と同じように錆びるということです。
異種金属間に流れるガルバニック電流は金属腐食の原因で、
口腔内の異種金属間に流れると世界中の歯医者は思っていますが、
完全な思い込みです。

じつは金属修復物が一本もなくても、カレースプーンで電流を感じます。
カレースプーンと歯牙間にもガルバニック電流は流れるのです。
まあ、歯医者の世界は思い込みだけで成り立っている信じられないくらい愚かな世界です。
フッ素で虫歯予防とか、ハミガキ剤屋がほくそ笑んでいますよ。。
毒物で捨てるに捨てられない有害産業廃棄物をありがたがって買ってくれるんですから、
笑いが止まりません。
あ、話が逸れましたので、元に戻します。

2つ目は「通気差腐食」、酸素濃度が低い所が腐食するという金属腐食の一形態。
同じ歯でも奥の方(遠心)に歯根面カリエスは出来やすいのはこの為です。
奥の方程酸素濃度が低いということです。
120218-3.JPG

テープ状のストリップスをハサミでトリミングしておきます。
120218-3.5.JPG
120218-4.JPG

深さ6mm、無麻酔での処置です。
麻酔すると神経が出ても判りません。
120218-5.JPG
120218-6.JPG

CRは光重合型です。
120218-7.JPG

経過観察。
左下6は来週します。
120218-8.JPG

 - 今日の充填治療シリーズ, 削らない・抜かない歯科治療