今日の抜歯再植術シリーズ56.0

   

40代女性、右上2、歯根破折

レントゲン写真でも、
歯根周囲には膿瘍があり、
ポストの脱離、もしくは歯根破折で破折片が遊離しているように見える。

経験的には抜歯の原因の上位を占めるのは、咬合性外傷による歯周病の悪化、歯根端膿瘍の急発、外傷性の歯牙破折が多いと思う。
特に破折は保険診療では抜歯しか選択肢がない。
しかし必要があれば、うちではなんとか抜かずに保存治療を試みます。

ブリッジになっているので、カットしてみると、あっさり脱離した。
かなり以前からセメントは崩壊していて、ポスト部分から脱離していたと思われる。
歯根内部には細菌のコロニーが認められ、
虫歯にもなっている。

鏡像では明らかにクラックが見える。

抜歯してみたところ

歯根は3つに分離していた。

続く

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