今日の充填治療341(初級編)

   

15歳、左上6、エナメル質形成不全症

この子のエナメル質は萌出した時にはすでに形成不全で、チョークの様に柔らかい。
咬耗するし、もちろん虫歯にもなりやすい。

この子の場合は全部ではなく、上半分だけだ。
歯は上の方から作られていくので、胎生時のある期間だけ形成不全が起こっている。
上顎1、1にも帯状の形成不全部分がある。
原因は感染症などによる消耗性疾患とか言われているが、詳細は不明だ。

すでに咬合面はほとんどCRに置き換えている。

形成不全部分は少しだけ新鮮面を出した。

CR充填後。CRでのカバーリングは形成不全症に有効だ。

 - 今日の充填治療シリーズ, 削らない・抜かない歯科治療