歯科医院長mabo400のブログ

I歯科医院の高楊枝通信。

虫歯は金属腐食の一形態5 (2)

2017/02/26
 
この記事を書いている人 - WRITER -

top_img_3.jpg

ちょっと、画像が小さいのですが、
これによれば、嫌気性の硫酸塩還元菌も虫歯の原因菌となります。

ここでもH+(水素イオン:酸)があると虫歯が進行しますね。

鉄を腐食させFeS(硫化鉄:黒色のドブの色)を作るのですが、
口腔内の場合はヘモグロビン由来の鉄です。

虫歯や隙間に溜まる黒色色素はヘモグロビン由来(歯肉出血?)の硫化鉄か?
と考えると、硫化水素などの悪臭系ガスを産生する、
どちらかというと歯周病菌に分類される嫌気性菌もまた虫歯菌の可能性があることを示唆しています。

「虫歯とは歯が錆びること」と考えると、
虫歯菌とか歯周病菌とか分けて考えること自体がナンセンスということになります。
好気性、通性嫌気性のミュータンス連鎖球菌やラクトバチラスだけが虫歯菌ではないということです。
それは酸産生菌が虫歯菌という視点で見ているからですが、
じつはそうではない。

「虫歯は歯が錆びること」だが、酸で歯が溶けるなんて単純なものではない。
純粋に物理化学的な現象にいろいろな細菌の代謝が絡み合って起こるのが虫歯と考えられる。

歯科医学の常識がひっくりかえる予感です^^;

ちょっと風邪気味なので、「離脱」します。

この記事を書いている人 - WRITER -

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。

Copyright© I歯科医院の高楊枝通信。 , 2012 All Rights Reserved.