歯科医院長mabo400のブログ

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今日の2次カリエス2

2017/03/20
 
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この症例も20年経過症例。

60代男性、右下6遠心根にPer症状あり、
パフォレーション、器具の破折もあり、厳しい。

それはともあれ、冠もコアもセメントは効いていない。
全て隙間だらけだが、2次カリエスにはなっていない。
嫌気性の硫酸塩還元菌由来と思われる黒色の硫化鉄は付着しているので、
長期間隙間が出来ていたことをうかがわせますが、
虫歯というほどのものはできていない。

これをどう解釈しますか?

隙間があって、嫌気性の細菌は存在しているが、好気性細菌は住めない。
好気性細菌はいないので、隙間内部はさらに嫌気性になって酸素濃度勾配はできないので、
通気差腐食は起こらない。どうです?

普段何気なく遭遇するありふれた症例でも、
これは、虫歯菌が出す酸で溶けたもの?ということが納得できる症例は意外にも少ない。
もしかしたら、ないかも??

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