歯科医院長mabo400のブログ

I歯科医院の高楊枝通信。

ディープ・バイト症例つづき (4)

2017/03/20
 
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11歳男子、難症例です。
黒いラインが一致したところが正常咬合と言われているところですが、
半咬頭分、下顎が後退しています。

この子はもっと小さい頃から矯正的な治療をしていました。
前噛みしないといけない、というのは本人も自覚しているのですが、
現実には奥歯で噛めなくなるので、できません。

とりあえず、お母さんは上の前歯が開いている(すきっ歯)というのが気になるというので、
ブラケットで寄せました。
しかし、この治療方向は下顎後退位を悪化させる方向です。
標準より大きく辺縁隆線が発達した上顎前歯に下顎前歯が接触すると、
反射的に奥噛みしてしまいます。
すきっ歯がこの子の正常咬合なのではないでしょうか。。
上顎前歯の辺縁隆線は削合する方向で検討中ではあります。

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交換期で乳臼歯は失われてしまったので、
とりあえず、6番で前方構成咬合を採ってみました。

6番がこれ以上沈下するとディープバイトが悪化する方向なのですが、
しかたありません。
下顎のスペースが足りないので、6番を後方に押す役割も兼ねています。

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