歯科医院長mabo400のブログ

I歯科医院の高楊枝通信。

今日の充填治療その54

2017/02/26
 
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30代女性、左下6。
冷水痛+。

虫歯は歯の錆と考える「虫歯の電気化学説」によれば、
隣接面カリエスができる原因は、
隣接面が他の歯面よりも相対的に酸素濃度が低いので、
酸素濃淡電池とよばれる腐食電池を形成しやすいからです。
これを通気差腐食と言います。

また、隣接面にクラックがあると、さらに隙間腐食が進行しやすい。
これも、隙間内部の方がその外より酸素濃度が相対的に低くなるからです。

細菌の有無は2次的な問題で、虫歯をはじめ金属腐食には細菌の存在は必ずしも必要ではありません。
つまり、虫歯は細菌感染症ではないのです。

エナメル質の腐食は主に通気差腐食ですが、
象牙質の腐食にはさらに異種金属接触腐食のメカニズムが加算されます。

つまりイオン化傾向が象牙質の方がエナメル質よりも高いので、
象牙質の方がエナメル質より速く虫歯が進行するのです。

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