今日の何やっているの?シリーズ339

   

40代女性、左上7、Per、ときどき腫れる

エンド治療がテキトウ過ぎて、根尖に膿瘍を作って、ときどき急発を繰り返したり、慢性的に瘻孔を作って排膿を繰り返すということはよくある。

レントゲン写真

今日の処置はいわば「裏技」に属する処置法であって、これで完璧、一生大丈夫とは言えないのではあるのですが、
一定の治療効果はあります。これだけで全く症状は消えているという症例をいくつか持っています。

・・これでダメだったら抜歯再植の予定です。

まあ、こんな簡単な処置で、けっこうな治療効果があるわけですから、
ここをご覧になっている同業者さんにはうれしい「裏技」だと思います。

・・処置前、急発の痕があります。

なるべく象牙質を確保する。
これはどういうことかというと、
象牙質には象牙細管という2〜3ミクロンの大きさの鍵穴型の管が無数に存在している。
この管を通して薬剤を浸透させることができるということだ。

もちろん象牙細管の走行というのは一定のパターンがあるので、
これを頭に入れて処置する必要があるのは当然です。

抗菌剤添加α-TCPを象牙質に乗せ、

CR充填します。
これで100%ではないにしろ、完治することもあるという恐ろしい処置方法です。
もちろん自己責任でお願いしますW

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