今日の充填治療350.02(初級編)

   

40代男性、左上3、CR不適合

CR充填は(も)日本では儲からないので、低級な処置と思われているようです。
実際はそうではなく、
患者にとってこれ以上優しく優れた処置はないと思います。

材料の吟味、窩どう形成方法、充填方法、咬合調整方法も
すべて洗練されていないといけないのはもちろんですが。

・・既存のCRに不適合があったので、CRを除去してみましたが、
幸い内部は硫化鉄で覆われていましたので、2次カリエスはほとんどありませんでした。
硫化鉄は硫酸鉛還元細菌の最終代謝産物で、黒いので、ドキッとしますが、虫歯ではありません。
歯医者でも知らない人は多いようで、学校で習わないからかもしれません。
僕は保存学のライター(指導医員)がボソッと言うのを聞いたことがあるのですが(?)

代謝過程では電子を必要とするので、金属腐食(虫歯も)の原因になると思われるのですが、一旦生成されると電気的なバリヤーとなって虫歯を防ぐのだと思います。

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鏡像

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