歯科医はなぜ、手袋や機器を使い回すのか

   

社主がC○Aとつながりのある(とされる)読売新聞の記事というのがなんとも香ばしいのですが、

機器を患者ごとに交換しないというのは、
ここにも書かれているように、
コストと

極端な忙しさにあります。

つぎつぎに患者をこなさないとまともな生活ができないという現実があるのです
それだけ日本の歯科の保険診療報酬は低額ということです。
世界平均の1/10と言ってもオーバーではありません。

深読みすると外資は低コストの日本の保険診療体制が邪魔なのでしょう。
いろいろと難癖を付けてつぶそうとしているように見えます。
手始めに低診療報酬の歯科からということです。

うちはお金儲けは諦めています。
そして患者ごとの機器のガス滅菌は全数しております。
やってできないことはありません。

その代わり、ものすごくがんばらないといけませんがw
記事で言われているように診療報酬改定があったとしても、
患者一人当たり100円とか、
まあ、焼け石に水。。といったところでしょう。
1日30人の来院だとしても3000円ですから、
専任のスタッフを常駐させるのは無理です。

http://mabo400dc.com/category/dental-treatment/infection-control/

—-引用開始—-

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170705-00050010-yomidr-sctch

7/5(水) 12:11配信 読売新聞(ヨミドクター)
歯科医はなぜ、手袋や機器を使い回すのか
(写真:読売新聞)
読売新聞東京本社医療部 渡辺理雄

 なぜ手袋や、歯を削るドリルを取り付ける「ハンドピース」と呼ばれる金属製の柄を患者ごとに交換しない歯科医がいるのでしょうか。

 古い時代の教育を引きずっている歯科医がいるのでは、と複数の専門家が教育の問題を上げます。院内感染対策に関する歯学部などでの教育は、2000年前後で変わったようです。

 たとえば、肝炎ウイルスやHIV(エイズウイルス)に感染していることがわかっている患者さんが歯科治療を望んで、ある歯科医院に予約の電話をしてきたとしましょう。どうしたらよいでしょうか。

1.ほかの患者がいなくなる診療が終わる時間帯に来てもらう

2.普段とは異なる特別な感染対策を準備して迎える

3.感染対策が万全の大病院の歯科に紹介する

 今の教育内容からすると、上記の三つはどれも「正解」ではありません。

 ここで望ましい対応は、普段から全ての患者で十分な院内感染対策を行い、感染症患者を分けることなく、いつも通りの治療を行うことです。日本歯科医学会の指針が、治療が終わるたびにハンドピースを取り外して滅菌したり、すべての患者ごとに手袋を交換したりするよう定めているのは、そのためです。

 このように、感染症患者かどうかに関係なく、血液、唾液などはすべて感染性があるとして取り扱う方法を「スタンダード・プレコーション(標準予防策)」といいます。1996年ごろにアメリカで提唱されました。しかし、それ以前に歯学部で教育を受け、卒業後に最新の医療知識を取り入れていない一部の歯科医では、スタンダード・プレコーションの必要性を感じずに、まったく実践していない人がいるものと思われます。

 ハンドピースなどを患者ごとに交換しない理由としてもう一つ考えられるのは、やはりコストです。

 ハンドピースは精密機器で、一本10万~20万円もするとされています。患者ごとに交換して滅菌するとなると、多くのハンドピースをそろえたほうがよく、その分費用がかかります。また滅菌は、高温の蒸気発生装置に入れて行いますが、これが機器を傷め、使える製品寿命が短くなるという歯科医もいます。院内感染対策をしっかりやろうとすれば、1人当たりの患者にかかる費用は、ある程度必要になるのは確かです。

 ハンドピースの使い回し問題の新聞報道を受ける形で、歯科の院内感染対策の費用について、塩崎厚生労働相は7月3日、来年春の診療報酬改定に向けて国の中央社会保険医療協議会で検討していく、と述べました。

 歯科の診療報酬が上がれば、その分、院内感染対策に振り向ける分も出てくると思います。患者が窓口で支払うお金も増えますが、すべての歯科医院でしっかり院内感染対策を行ってもらえるなら、相応の負担増も許されると思います。

 しかし同時にスタンダード・プレコーションを研修などで多くの歯科医に知ってもらい、実践してもらう必要もあると思います。

 次の機会には、院内感染対策を行っているかどうかの目安になる歯科医選びのポイントを説明します。

 - 削らない・抜かない歯科治療, 院内感染対策。