今日の充填治療353(中級編)

   

歯科医院としての最終目標は地域で一番になることだが、
何が一番なのか?
まあ、いろいろあるわけです。

売り上げとか、技術とか、

こういうのは患者からしてみると、関係ないか、判らない、
せいぜい建物や待合室がきれいか、設備が新しいか、
先生やスタッフが優しく親切か、
くらいしか判らない。

実際の治療では、痛くないか、安いか、治療が早く終わるか、まあ、その程度ですw
それは手抜きなのかもしれませんが、患者には判らない。

うちはどういう歯科医院を目指しているかというと、
患者から見てどうか?という視点で、なるべく削らずに、速く、安く、
そして自分を含めてスタッフが食べていけるか?

そんなところです。

これは実は重要なことで、患者から見てもよく判る。
ここでご紹介する症例は患者サイドから見てどうか?
ということを考えているので、
患者からすると感動的な治療に見える。

うちは地域の歯医者の口コミサイトでダントツ一位なんですが、
それは当然なのです。

麻酔も使わないのに痛くない(ちょっとは痛いがw)>信じられない>感動!
一回で終わるので>負担が少ない>感動!
治療途中の画像は治療中も見せる>安心>感動!!
そして最後の仕上がりの画像を見て>新品の歯になったように見えるw>感動!!

まあ、感動の連続ですので、ダントツ一位は当然なわけですw

若い歯科医師の皆さんはここでやっていることを真似をすればいいのです。

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今日の症例は20代女性、左上6、咬合痛+

肉眼では虫歯があるようには見えないが、
レントゲンではかなり大きな隣接面カリエスがある。

従来の処置方法では麻酔も使わないとできないし、
神経が出て、神経を取る羽目になるかもしれないし、
メタルのクラウンになってしまうかもしれない。
患者からすると、時間もかかって最悪だろう。

トンネリンング技法でやってみます。

軟化象牙質は全部取らなくてもよい、α-TCPセメントで再硬化するからです。
辺縁漏洩しないように、マージン付近だけ新鮮歯質を確保すればよい。
漏洩とは電気化学的にはH+の侵入のことだ。

細菌の侵入ではない。

(詳しい話は「虫歯の電気化学説」の過去記事を見てください)

内部は

がらんどう

ペラペラのエナメル質が残っているだけw

軟化象牙質はα-TCPセメントで覆とう

CR充填後

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