今日の抜歯再植術シリーズ62.0

   

40代女性、左下6、髄床底穿孔、自発痛-

昨夜はネットに繋がらなかったので、更新は諦めて寝ました。
今朝ルーターやらWiFiエクステンダーやらを再起動したら復旧したので、
再開です。

・・前の歯医者さんで抜歯以外はあり得ないので、
抜歯してブリッジかインプラントにしましょうと言われたので、
うちに来られた。

最近こういうケースが多いようで、
確かにふつうの診断では抜歯ケースなのですが、
まだ使えるというか、まだまだ諦めませんw

うちがなぜこういうケースを諦めないで再建できるかというと、
それなりの理由があります。
再建しても長期に渡るメンテナンスシステムがないと維持は困難なのですが、
歯科衛生士さんを中心とするそのシステムが先にあるからです。

うちの歯科衛生士達は歯医者の助手ではなく独立した存在として仕事をしていて、
患者の口腔内の維持管理がその業務なのです。
いわばアメリカ式なのですが、
それはSPT( Supportive Periodontal Therapy:サポーティブ・ペリオドンタル・セラピー)という歯周病の治療後の維持管理が保険診療で認められてそのシステムを利用しているからです。

算定要件が厳しいく、
県内でも利用している歯医者さんは少ないようで、
うちを含めて2軒しかないらしいのですがw

冠を除去してみると、見た目は問題ないように見えるが、

メタルコアを除去してみると、髄床底に大穴が開いている。
まあ、確かにふつうの歯医者さんは諦めたくなると思う。

レントゲン写真では、遠心根が折れて遊離しているように見えるが、
完全遊離ではない。

つづく

 - 削らない・抜かない歯科治療, 今日の抜歯再植術シリーズ