歯科医院長mabo400のブログ

I歯科医院の高楊枝通信。

今日の充填治療356(初級編)

 
この記事を書いている人 - WRITER -

40代男性、右上6、インレーダツリ

世界中の歯医者は虫歯を見つけると、
とりあえず、
削ってインレーを入れようとします。

なぜかというと、

1、虫歯は自然には治らないので、削って修復するしかないと思い込んでいる。
2、インレーがもっとも完璧な修復方法だと思い込んでいる。
3、そもそも歯の形を憶えていないので、口腔内でCRで歯を作れない。外注するしかないと思い込んでいる。
4、CR充填は低レベルで粗悪な修復方法なので、そもそもするべきではないと思い込んでいる。
5、CR充填よりインレー修復の方が儲かると思い込んでいる。

少なくとも1、2、は間違いです。虫歯は治るし、そもそも予防は簡単。

虫歯はH+(水素イオン、プロトン、酸)が歯を通り抜けるときに歯のCa(カルシウム)と電子を交換してH+はH2となりCaはCa2-となって歯の結晶が崩壊することなのですが、

H+の存在とH+が歯を通り抜けるときに必要な起電力の両方が必要なのです。

で、どちらかがなければ虫歯にならない。

もっとも容易な方法はH+を消せばよい。要するに酸を中和すればよい。

具体的には、歯牙表面が酸性になる飲食直後に「重曹うがい」すればよい、ということです。

3、以下は歯医者のつごうですw

そもそもCR充填は難しいわけでもなく、インレーより長持ちするんですけれどね。。w

before

after

この記事を書いている人 - WRITER -

Comment

  1. 匿名 より:

    歯を全然磨かない人が虫歯にならないのは、なんでですか?体質かな?

    • mabo400 より:

      電気化学的な考察は以下のようなものです。

      虫歯は酸素濃度勾配の差があるとなりますので、
      歯磨きをせず、歯に満遍なく分厚くプラークが付着していれば、
      どの部分も酸素濃度が低いとなり、酸素濃度差が生じにくくなるので、
      虫歯にはなりにくいとなります。

      そもそも歯磨きと虫歯の因果関係は薄いというのが一般的な見解です。

  2. 匿名 より:

    分かりやすいお返事ありがとうございます。
    酸素濃度勾配の差…驚きです。

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。

Copyright© I歯科医院の高楊枝通信。 , 2017 All Rights Reserved.