今日の何やっているの?シリーズ352

   

30代女性、右上7、歯冠破折、咬合性外傷

外傷性咬合のある方の口腔内は特徴的で、一見して分かる。
咬筋や舌の過緊張があるので、ほっぺや舌側に歯型が付いている。

歯茎部の歯肉が下がっていたり、綺麗に磨いている割には歯周病が悪化している、などだ。

下顎に骨隆起があり

上顎にもある。

幸い右上7の歯根は破折していないようなので、

CRで修復して

補強冠の印象をした。

口腔内に慢性的な問題を抱えている方は、何らかの外傷性咬合がある場合が多い。
本人は過大な咬合力が自分の歯にかかっているとは思っていないケースがほとんどなのが、予後を悪くする原因だ。
咬合性外傷により歯牙破折を繰り返し、最後は総義歯になるのだが、それでも咬合性外傷が治る訳ではない。

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