今日の2次カリエスシリーズ10

      2017/03/20

40代女性、右下7、FCK装着後20年経過症例。
除去してみると、とっくにセメントはダツリしている。
つまり歯質と冠の間には何年も隙間があったということだ。
冠の内面は汚れている。

それでも、深刻なムシ歯にはならない場合が多々ある。
隙間が狭く、嫌気性の細菌だけなら、FeSが代謝されるとムシ歯の進行は止まるようだ。
隙間が広いと酸素の供給が始まり、好気性の酸産生菌が繁殖し始め、電子のやり取り「バイオフィルム腐食』が始まる。

昔の冠やインレーはセメントが使われていない時代があったという。
それでもムシ歯になっていなかったのだ。

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 - 削らない・抜かない歯科治療, 今日の2次カリエスシリーズ