今日の抜歯再植術シリーズ69.01

   

50代女性、右下6、Per、外傷性咬合

連続して前回と同じタイプの穿孔でPerになっている症例です。

前回のつづきです。

http://mabo400dc.com/dental-treatment/post-23146/

肥厚した根尖部のセメント質には噴火口が3つあって、擬似的な根尖口ということになっていて、ここから細菌や免疫細胞が出入りしていたのでしょう。

その穴を掘り進んでみました。

FeSが沈着している部分は硫酸塩還元細菌が生息してた場所を表していて、穿孔があるはずです。

歯根内部から見てみると黒く見えます。

根尖からラウンドバーでアクセスしてみました。
FeSを除去してみると穿孔しています。

根尖から見てみると、穿孔部分の他に根部歯髄も見えますが、充填材はありません。
細菌の住処になっていたようです。
器具が本来の根管に入らず、横に逸れて穿孔させてしまったのでしょう。
よくあるアクシデントです。

つづく

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