歯科医院長mabo400のブログ

今日の充填治療その92

2017/03/20
 
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40代女性。左上6、2次カリエス。
インレーがダツリしていたので、ムシ歯を除去して再セットしようと思いましたが、ムシ歯が広がっていましたので、CRにしました。
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咬合調整は中心溝をどこに設定するか、から始まります。
軽くチョンチョンと咬んで赤のマーキングをし、
それを参考に実際に咬み合わせを確認しながら溝切りバーで掘ります。
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主に内斜面を付けながら、中心咬合位での調整をしていきます。
ABコンタクトです。3点接触では臼磨運動はできないはずです。
ABCコンタクトは都市伝説でしょう。
斜面の角度は側方運動時になるべく長く接触するように設定し、
それから溝側を深く、咬頭側を犬歯誘導を尊重しながら調整して、
近遠心的に俯瞰すると全ての歯の内斜面の角度が調和するように調整するのが自然です。
頬舌溝の調整は対合歯の咬頭が側方運動時に干渉せずに通り抜けるように調整します。
特に口蓋側の溝の調整は目視が困難なのですが、重要です。

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側方運動時の調整は反対側(右側)の咬頭が干渉しないかどうかもチェックします。
治療中の歯だけの調整では、十分ではありません。
治療中の歯だけしか触らないというのは歯医者の怠慢ではないでしょうか?
全顎的なバランスを取り直すことは、患者の口腔内の長期的安定性の確保につながります。
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