歯科医院長mabo400のブログ

今日の咬合シリーズ8

2017/03/20
 
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70代女性。右上6クラウン。
クラウン症例は少ないのですが、たまには仕方なくします。
15年前に外傷性咬合でグラグラだったので、ず〜っと、仮歯で過ごしていました。
即時重合レジンならグラグラが止まるんですね。困ったことに。。
でも、ダツリし易くムシ歯にはなり易いので、とうとうクラウンにしました。
メタルコーピング+ハイブリッドのクラウンです。
ものはKarr社「プレミス・インダイレクト」。付形性が極めて良く、研磨不要。エナメル質に近い切削感触。今のところのお気に入り。専用の重合器が要るので普及していませんが、投資の価値はあると思います。エステニアがゴミに見えます。

セットまでと、調整時の画像撮影は別人ですので、統一感がありませんが、ご容赦。

支台歯形成時
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調整の達人がいるので、対合歯もバイト・テーキングも必要なし。形成時に頭の中にイメージしただけで作ります。
まあ、歯科医師兼技工士ですからこんなこともできますが、普通ではありえません。

調整はいつものように、「トントンと軽く当てて。。」から始まって、中心溝の設定、ABコンタクトの確保、犬歯誘導を重視した側方運動調整です。研磨はファセットが見え難いのでつるつるにはしません。舌で触ったときの感触が気になるときだけします。これもふつうではないでしょう。

セット時
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調整後
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咬合面観調整前
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同調整後
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近遠心観調整前
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同調整後
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口蓋側面観、犬歯誘導を重視するという調整方法がどういうことなのか、慣れれば咬合紙のマーキングを見れば分かるようになります。でも実際に調整ができるかというとそうでもないのです。
右上7番は次回クラウン予定。骨植が良くないので、4〜7全部連結予定です。
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