若い子シリーズ30

      2017/12/12

8歳女子、左上E、近心隣接面カリエス

ネットで簀巻きにして、みんなで押さえ込んで、ラバーダムをかけて麻酔もバンバンやって、

とうとうその子を殺してしまった小児歯科医が昔いました。

でも、そんなことをすると例え殺さなくても、歯医者が嫌いになってしまいます。

うちでは麻酔もしません。
うちの処置は全く痛くないからです。深い虫歯があっても全部取る必要性はないのです。辺縁封鎖性が保つことができれば、虫歯を残しても虫歯は進行しませんし、それどころか、治るのです。

接着性を確保するために、マージン付近だけは新鮮歯質を確保します。
歯髄に近い所の軟化象牙質は取る必要はありません。
無理やり取ろうとすると痛いので麻酔はいるし、露髄させるだけです。

なぜ虫歯を全部取る必要がないかというと、虫歯は細菌感染症ではないからです。

虫歯は金属のサビと同じカテゴリーに属する「電気化学的な腐食」なのです。
細菌の有無は本質的な問題ではないのです。

α-TCPセメントで軟化象牙質(虫歯)は再硬化します(治る)。

隣接面窩洞でもラバーダムどころかストリップスも必要ありません。
積層法を用いれば何も必要ありません。
何で皆さんはしないの?
学校で習わなかったから?w

最後にエキスカを隣接面に入れて、プチッと隣接面の接着を剥がしておくことを忘れずにw

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