今日の抜歯再植術シリーズ73.02

      2018/01/30

60代女性、右下6、外傷性歯牙破折、穿孔?側枝?

この方は開業当初からの患者さんで当時から左下の7番は欠損していて、早期に左下6番は破折し手を尽くして何とか抜歯は免れているが、とうとう今度は右側の6番の番ということだ。

前回まではレントゲン写真ではありましたが、この歯の15年に渡る変化というか咬合性外傷による劣化を見てきました。

http://mabo400dc.com/dental-treatment/post-24198/

今日は口腔内写真ではどう見えるか?ということですが、こんな感じです。
遠心根は破折して遊離しています。

抜歯直後の抜歯窩からは少し排膿しています。
膿瘍は掻破して生食シリンジで洗浄しておきます。

抜歯するときに抜歯鉗子で掴むと歯冠はあっさりもげました。
以前より歯質が劣化していたものだと思われます。外傷力は歯茎部に集中することが分かっています。この応力集中により歯茎部の歯質にクラックが入りそこから虫歯になり、歯根分岐部の炎症も同様に起こります。

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