今日の充填治療381(初級編)

   

20代女性、右下5、インレー脱離、2次カリエス

うちではインレーを作ることは全くなくなりました。
最後にインレーを作ったのは10年ほど前でしょうか、まだ憶えています。
毎日インレーを何本も入れている普通の歯医者さんは、いちいちそんなことを憶えているはずはありません。
その最後のインレーの画像を探せると思うので、いつかアップできると思います。

今日の画像はもちろん僕が作ったインレーではないのですが、DHが2次カリエスを見つけたので、再治療の依頼があった症例です。

インレーはエキスカではじくと簡単に取れて飛んで行ったので、画像にできませんでした。
裏装セメントの周りに細菌由来のFeSが見えるので隙間があることがわかります。

セメントを除去するとFeSがしっかり付着しています。嫌気性の硫酸塩還元細菌の生息に適した隙間があったのでしょう。FeSのおかげでひどい虫歯にはなっていません。FeSはH+の伝導を妨げる性質があると思われるからです。

FeSの部分も除去しました。失活歯でした。

CR充填後

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