外傷性歯牙ハセツ

      2017/03/20

15歳女子。

今日はちょっとグロいです。
外傷性に歯牙が破折するケースは転んで歯を折ってしまう場合よりも、
咬合力で咬み割ってしまう方がずっと多いのです。

転んで歯を折る例は実は少ない。
多分ここでは2例目か3例目だと思います。

この子は5年前10歳の時、キックボードかなにかで転倒して、顔面から着地してしまい、
ちょっと捻転していて前方に飛び出している左上の1番に強いダメージがあり、
大きく折れてしまった。

25km程離れた場所だったので、うちに飛び込んできたのは1.5時間後でした。

神経が出てしまっていたので、生切してα-TCPセメント(抗菌剤添加)で傷口を塞ぎ、
ハセツ片をスーパーボンドで接着した。
ハセツ片が失われている部分はCRで補填した。

当時と5年経過後の今日のレントゲンを比べて見ると、
完成していなかった根先は完成しているので、
歯髄は保存されているようだ。
α-TCPセメントを使うと、漏えいしない限り、失敗しない。
他の方法ではここまで上手くはいかないと思う。

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今日はCRの変色が気になるとかで、次回CRの表面を一層削って盛り直す予定です。
最後の2枚の画像が今日です。

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 - 歯科未分類, 削らない・抜かない歯科治療