今日の充填治療386(超上級編)
2018/02/25

40代女性、右下7、インレー2次カリエス
今日はまだ新規の拡大装置のアダムスのクラスプ曲げが4本残っているので、
ちょっとだけ。
レントゲン写真と目視でインレーの遠心歯肉縁下に2次カリエスが認められたので、
仕方なく、CR充填治療をすることにしました。
#よく見たら、手前の6番の遠心にも2次カリエスがありますね。。。–;
インレーを除去すると、前の先生も苦労したらしく、CRだかセメントだか分かりませんが充填してありましたが、その下が虫歯になっています。
この症例、それほど難しくないと思って始めたのですが、
ところがどっこい、超難症例でした。
というのも、ものすごい唾液量で、難儀しました。
で、超上級編w
このような難しい、というか、上手くいっているとはとても思えない症例はおそらく初めてではないかと思います。
CRだかセメントだかを除去すると内部は2次カリエス。
硬い歯質を確保するのが精一杯。
α-TCPセメントで覆とうした画像を撮る余裕はありませんでした。
CR充填後。綺麗に形態を付与しながら充填する余裕はなかった。
形態修正後